自動車保険って、こんな感じで保険料決まる(分かりやすく解説)

保険

車を運転する人なら、ほとんどの人が加入している自動車保険。契約内容を見たら、色んな用語があるけれど、難しい言葉がありすぎて分からない・・どうやって保険料って決まるの?という方に、自動車保険の営業事務をしている私が、今回の記事を書いてみました。この記事を見れば、例えばカレーの材料といえば、人参・ジャガイモ・カレールウだな~と誰でも分かるように、自動車保険といえばこんな内容だな~と、大まかな仕組みや保険料の決まり方が分かるようになると思います。

その説明に入る前にまず、以下の大前提があることを覚えておくと良いです!

 大前提

私たちが支払う自動車保険の保険料は、この考え方で決まっています。

事故するリスクが高いと予測される人&事故したときの保険金が高い

→保険料高くなる

事故するリスクが低いと予想される人&事故したとしても保険金が安い

→保険料安くなる

※保険料・・私たちが保険会社に毎月(もしくは毎年)支払う料金

※保険金・・交通事故のときに保険会社が私たちに支払うお金

 この考え方を元に、

主な運転者の情報運転できる人の条件設定補償内容運転する車の情報

以上の4つで保険は構成され、保険料がリスクによって決まります。4つを順番に説明します。

主な運転者(記名被保険者)の情報

ここでいう運転者とは、車を主に運転する人のことで自動車保険では「記名被保険者」といいます。例えば、お父さんが毎日通勤で運転していて、休みの日だけお母さんと息子がお出かけに使う・・という車があったとすると、自動車保険の記名被保険者は、お父さんの名前を保険会社で登録します。そして、記名被保険者の情報で保険料が変わってきます。

年齢

記名被保険者の年齢によって保険料が変わります。例えば記名被保険者が18歳の若者だとすると、免許取ったばかりで運転の経験が少ないので、最初の大前提で述べた事故のリスクはかなり高そうですよね?・・っていうかめっちゃ高いんです!実際、筆者も今まで起こした唯一の事故は、19歳の時でした(;^ω^)若い方は運転経験は少ないけど、通勤や休みの日のお出かけなどで、たくさん運転しますしね。35歳ぐらいの歳になると、運転にはかなり慣れて事故のリスクは少なくなるので、保険料も安くなる傾向にあります。ただし60歳以降を境に、今度は保険料がじわじわと上がる傾向にあります。これも高齢者の事故率が近年上昇中だからです。

免許証の色

免許証の色がブルーより、無事故無違反の実績があるゴールドの方が保険料が安くなります。自分の免許証が何色かは、免許証を見れば色分けされているのですぐ分かります。

等級

自動車保険独自の保険料を割引きしたり、逆に割増したりする制度です。事故歴があるかないかで、等級と割引率が決まります。初めて自動車保険を契約する人は6等級からスタート。以後、1年間事故がなければ、等級が1つずつ増えていって、同時に保険料の割引率も上がり、保険料が安くなっていきます(6→7→8等級・・・最大20等級まで)。逆に事故があって、保険を使って車を修理したりすると、翌年度から等級が下がり、割引率も下がります。つまり保険料が割増されて高くなります。

運転できる人の条件設定(運転者の範囲と年齢条件)

次に、車を運転できる人を誰から誰までにするか?を決めます。ここでいう運転できる人とは、運転中にもし事故をしても、保険会社からちゃんと補償を受けられる(保険金を支払ってもらえる)人のことです。自動車保険の契約上で、運転できる人として設定されてない人が、もし運転をして事故をした後に負担するお金(怪我の治療費や車の修理代など)について、保険会社から全く補償を受けられず自己負担になります。

運転者の範囲

先ほどのお父さんとお母さんで例えると、

お父さんだけ運転できる条件は本人限定

お父さんお母さん2人とも運転できる条件は夫婦限定

息子や他人など誰でも運転できる条件は限定なし

という範囲設定があります。

保険料は安い順で、本人限定<夫婦限定<限定なし となります。

これも「限定なしだと、運転する人数が増えて運転回数も増えて事故リスク上がるよね」というリスクの観点で保険料が決まってます。

年齢条件

例えば、記名被保険者が住んでいる住所をAとします。この住所Aに住んでいる人全員について「〇歳以上なら運転してもいいですよ」という風に年齢条件を設定します。例えば住所Aに住んでいるのが記名被保険者の50歳のお父さん、お母さん、20歳の息子とします。自動車保険の契約上の年齢条件の設定を「35歳以上」とします。すると運転できるのは35歳以上の年齢のお父さんとお母さん2人で、息子は運転できない、となります。息子が運転できるようにするには、年齢条件を「年齢条件なし」に変更する必要があります。多くの保険会社は、年齢条件なし(21歳未満)21歳以上26歳以上35歳以上の4つの条件設定をします。

保険料は安い順で、35歳以上<26歳以上<21歳以上<年齢条件なし となります。

これも事故のリスクが高い若者ほど、保険料は高くなります。

補償内容

車につける補償のことで、保険の中身。スマホで例えると料金プランみたいなものです。事故が発生した後、どういう状況に、どれだけ保険会社に保険金を支払ってもらうか?を決めます。大きく分けて、事故後、相手に迷惑をかけたときに相手に支払ってもらう保険金を決める対人対物賠償保、自分がケガをしたときに自分自身へ支払ってもらう人身傷害保険、車が損傷したときに修理代などを支払ってもらう車両保険、その他のオプションである特約の4つで構成されてます。

対人対物賠償保険

例えば、自分が運転中に、歩行者とぶつかって怪我をさせてしまい、その後、歩行者は怪我を治すために、病院へ通院したとします。自動車保険がもし存在してなかったら、歩行者はその通院にかかったお金を、直接、運転者に請求することになります。大けがだと結構なお金がかかる場合もありますし、最悪、運転者がそんなお金支払えない!となったら大変なことになります。そんなときに、怪我をさせてしまった相手方へ、保険会社が代わりに通院費などをしはらってくれるのが、対人賠償です。そして、今度は運転中によそ見をして、電柱やお店の看板にぶつかり、壊してしまった場合です。その持ち主に弁償しないといけない費用を、保険会社が代わりに支払ってくれる、対物補償。この対人賠償と対物賠償はいつも2つ合わせて対人対物賠償保険といいます。

人身傷害保険

事故で自分が怪我をしたときに、入院や通院などの怪我を治すためにかかった費用を、保険会社が代わりに支払ってくれます。病院までの交通費も、領収書をとっておけばもらえたりします。

車両保険

事故で、自分の車を修理するときにかかった代金を、保険会社が代わりに支払ってくれます。1~4の中で、最も保険料が高くなるのがこの車両保険。実際の事故の保険金支払いリスクが高いから、しかも支払う額も大きいからです。逆に、車両保険を付けない契約にして、いざ自分の車の修理代金は自分で払う、となれば、保険料を安く抑えられます。

特約

上の1~3がメインだとすれば、特約はオプションです。なので、つけてもつけなくてもいい、自由にカスタマイズできます。スマホでいう、通話やデータ容量(GB)がプランのメインなら、留守番電話はオプションといった感じで自動車保険にも色んなオプションがあります。代表的なオプションに、自動車弁護士費用特約レンタカー特約があります。特約もたくさんつ付ければ付けるほど、保険料は上がっていきます。

運転する車の情報

 先に述べた車両保険に関係してくるんですが、例えばお父さんは超高級車を運転していて、その車に対して自動車保険に入っている。そしてお母さんは安い軽自動車に乗っている場合、同じ車両保険を契約してても、お父さんの方が、保険料は割高になります。これは、お父さんの車の方が、いざ事故で修理するとき、修理代金が高くなる、つまり保険会社が支払う保険金が高くなるからです。この車両保険をどうやって決定するのかというと、車検証に書かれている型式初度登録年月日(初年度検査)車台番号と、車両価格(車の本体価格)から決めます。車両価格は、車を購入するときに販売会社とお客さんとで、注文設計書や売買契約書を取り交わしますが、その紙に書いてある「本体」と「付属品(オプション)」の合計金額です。つまり、純粋な車そのものの金額なので、購入時によくある販売会社のキャンペーンによる値引きや、自動車購入時にかかる税金などは含まれません。

まとめ

 自動車保険は、

主な運転者の属性や等級

運転できる人の条件

補償内容

運転する車の情報

以上で構成され、保険料はそれぞれの事故をするリスクと保険金が高いか低いかで、決まってきます。少しでもご参考になれば幸いです。

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